はま寿司で洗剤を口にした女児の現在の状態は?子どもは少量でも重症化しやすい?

はま寿司で洗剤を口にした女児の状態は?

回転ずしチェーンのはま寿司で、3歳の女の子が消毒用の洗剤が付着した氷を口にして緊急入院していたことが発覚しました。

はま寿司側はすぐに原因を究明し、公表しました。

ずさんな管理体制が注目されていますが、被害者の女児の状態が気になります。

現在どのような状態なのでしょうか。

この記事を読めば、女児の現在の状態洗剤の健康被害についてわかります。

目次

はま寿司で洗剤を口にした女児・現在の状態は?

はま寿司の洗剤で女児の現在の状態は?
引用:はま寿司Xcom.

8月17日、はま寿司 名取杜せきのした店(宮城県名取市)で洗剤の付いたアイスの氷を口にした女児(3歳)が、体調を崩し緊急入院していることが発覚しました。

心配なのが、女児の現在の状態です。

体調は回復しているのでしょうか。

女児の症状と経過

3歳女児の症状と治療経過について、以下のように報告されています。

▪症状
女児はアイスを口にした直後から「舌のしびれ」、「のどの痛み」、「嘔吐」、「発熱」、「味の異常」、「目の充血」といった症状を訴える。

▪入院、治療経過
体調不良発生後すぐに医療機関を受診し、緊急入院
入院期間は2日間(8月17日~19日)で処置を受けた結果、命に別状はなく19日に退院したと報じられた。

現時点で後遺症などについては報告はないので、少しずつ良くなっていると思われます。

補足情報
女児が食べたアイスの容器には「塩素系の強いにおい」があったとされ、事故後はま寿司側が再発防止策の徹底を発表している。

はま寿司の対応に家族は憤慨

はま寿司で洗剤を口にした女児の状態は?
出典:はま寿司HP

テレビ局の取材に対し、女の子の父親は、「事態を軽く捉えようとする店側の対応に憤りを感じる。二度と起きないよう襟を正してほしい」と話しているそうです。

この言葉から、はま寿司側の対応に家族が憤りを感じていることがわかります。

実際どのような対応だったのかわかりかねますが、何より飲食店であってはならない事案です。

実は、はま寿司は過去にも「食品の衛生面に関するトラブル」が多発していました。

事態を重く見て、二度と起こらないようにしてほしいですね。

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洗剤を飲み込んだ場合の健康被害とは

はま寿司で洗剤を口にした女児の状態は?

洗剤を飲み込んだ場合の健康被害には、次のような症状が現れることがあります。

初期症状
・口やのどの痛みやしびれ
・吐き気、嘔吐、腹痛、下痢
・味の異常や不快感

重症の場合
・消化管の粘膜損傷による吐血や下血
・筋力低下、けいれんなどの神経症状
・肝臓への障害、ショック、アシドーシス(血液が酸性になる)
・大量摂取や胃に長時間とどまると、生命にかかわることもある

また、嘔吐した内容物や液体洗剤等が気道に入ることで化学性肺炎窒息誤嚥性肺炎などの重篤な合併症につながることもあります。

参考:メディカルドック 日本中毒情報センター

飲み込んだ場合の対処

特に塩素系や強い界面活性剤を含む場合は粘膜への刺激が強く早急な医療処置が必要です。

乳幼児は少量でも重症化のリスクが高く、速やかな受診が推奨されます。

対処法としては、無理に吐かせず、速やかに医療機関を受診し、摂取した洗剤の種類や量を伝えることが大切です。

参考:メディカルドック 日本中毒情報センター

子どもは少量でも重症化しやすい

はま寿司で洗剤を口にした女児の状態は?

高齢者や子どもが洗剤を飲み込んだ場合、特に注意すべきリスク要因は以下の通りです。

▪子どもは体が小さく、少量の洗剤でも体重あたりの影響が大きいため、重篤な症状につながりやすい。
▪飲み込む力や口腔反射が未熟なため、むせて誤って肺に入る(誤嚥)リスクが高い。
▪体調の変化や痛み、違和感を周囲に適切に伝えられないため、発見や対応が遅れることがある。

今回は、3歳の子どもでまだ体も小さいです。

一歩間違えば重症化していたかもしれません。

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まとめ

回転ずしチェーンのはま寿司で、3歳の女の子が消毒用の洗剤が付着した氷を口にして緊急入院していたことが発覚しました。

今回の記事では、洗剤を口にした女児の症状と経過と洗剤を飲み込んだ場合の健康被害についてまとめました。

女児の症状と経過は以下のとおりです。

女児はアイスを口にした直後から「舌のしびれ」、「のどの痛み」、「嘔吐」などを訴えた。

入院期間は2日間処置を受けた結果、命に別状はなく19日に退院した。

洗剤を飲み込んだ場合の健康被害は以下のとおりです。

初期症状としては、
・口やのどの痛みやしびれ
・吐き気、嘔吐、腹痛、下痢
・味の異常や不快感

などがあります。

対処法としては、無理に吐かせず、速やかに医療機関を受診しましょう。

子どもや高齢者は、洗剤の誤飲事故が重症化しやすいうえ、対応の遅れでも大きな健康被害につながるため、迅速な受診・専門医の対応が重要です。

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