静岡県伊東市長として2024年5月に初当選した田久保真紀さん。
就任後まもなく、最終学歴とされる東洋大学卒業に関する除籍理由が注目を集めています。
ネットや報道では、経歴に関する疑問や背景についてさまざまな声が上がり、市議会も調査に乗り出しました。
この記事では、伊東市長・田久保真紀さんの除籍理由や経緯、背景についてわかりやすく解説します。
伊東市長・田久保真紀をめぐる学歴疑惑とは?

伊東市長・田久保真紀さんを巡っては、就任直後から「東洋大学卒業」とする学歴に関する疑惑が浮上していました。
時系列でここまでの流れを見ていきましょう。
▪静岡県伊東市長選(5月25日投開票)で初当選
▪最終学歴を「東洋大学卒業」としていたが、実際は除籍だった疑惑が浮上
▪当初の会見で「除籍だったが公選法上の問題はない」と説明
▪市議会などからの反発を受け、一度は辞職し出直し選に出馬の意向を示す
▪7月末の会見で辞意を撤回し、続投を表明
▪市議会は全会一致で辞職勧告決議を可決
▪百条委員会を設置し、詐称疑惑の調査を開始
▪「卒業証書」資料の提出や証人尋問を求めるも、市長は応じず
▪市議会は不信任決議案の提出も検討中
こうした経緯から、学歴の真偽だけでなく、市長としての姿勢や説明責任の在り方にも注目が集まっています。
次では、実際に田久保市長が除籍になった理由について詳しく見ていきます。
伊東市長・田久保真紀の除籍理由はなぜ?

東洋大学法学部を卒業と公表していた田久保真紀市長。
ところが、市長就任後に「実は除籍だった」という事実が分かり、市議会でも大きな注目を集めました。
除籍の理由は本人も大学も明らかにしておらず、真相は今もはっきりしていません。
ここでは、その経緯や百条委員会でのやり取りから、現在分かっていることをまとめていきます。
東洋大を卒業ではなく除籍だったことが判明

静岡県伊東市の田久保真紀市長は、市長選の際に最終学歴を「東洋大学法学部卒業」と公表していました。
しかし就任後に大学へ出向いて確認したところ、実際には「除籍」扱いであったことが判明!
本人も「東洋大学を卒業していない(除籍だった)」という事実は認めています。
ただし、その除籍に至った具体的な理由については明らかにしていません。
百条委員会でのやり取りの詳細
8月13日、田久保市長は市議会の百条委員会に出席しました。
委員会では、東洋大学の除籍条件が5つ提示され、市長の場合は「学費未納」または「長期休学」の可能性が高いと指摘されました。
委員:「市長の場合、新入生時の除籍ではなく、在学年数も上限を超えていないため、可能性は学費未納か長期休学のどちらかだと思われます。自身の大学生活を振り返って、どちらに該当すると考えますか?」
田久保市長:「休学届を出した記憶は一切ございません」
委員:「では残るのは学費未納です。ただ、平成4年3月31日付で除籍となっているため、第4学年までは学費を納入していたと考えられます。最終学年で単位を取得できず、5年次の学費を納めなかった可能性が高いのでは?」
田久保市長:「学費は4年間しっかり納入しておりました。そこまでは確認が取れております」
このやり取りから、学費未納や長期休学といった具体的な理由は特定できず、結局のところ除籍理由は明らかになっていません。
まとめ
伊東市長・田久保真紀さんの除籍理由について、現在わかっていることは以下のとおりです。
東洋大学法学部卒業と公表していたが、実際は除籍だった
学費未納か長期休学の可能性が指摘されたが、本人は休学届を否定
学費は4年間納めたと述べ、理由は特定されていない
除籍理由は今も不明で、大学や本人からの詳細説明はない
以上のとおり、現時点では、伊東市長・田久保真紀さんの除籍理由は明らかになっていません。
事実を整理しつつ、これからの説明や調査の行方を見守っていきたいで
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