金本知憲は広陵高校時代に壮絶ないじめを受けていた?監督も加担していたのは本当?

金本知憲は広陵高校時代に暴力やいじめを受けていた?

広島出身で、阪神タイガースなどで活躍した元プロ野球選手の金本知憲(かねもと ともあき)さん。

そんな金本知憲さんには、高校時代に広陵高校野球部で暴力やいじめを受けていたという過去があります。

2025年夏、広陵高校野球部の問題が報じられる中、SNSを中心にこの出来事が取り上げられています。

また、当時の「監督の対応がひどかった」とも言われています。

この記事では、金本さんが広陵高校時代にどのような暴力やいじめを受けていたのか、その背景などをまとめています。

この記事でわかること

  • 金本知憲が広陵高校時代に受けていたいじめとは
  • 当時の監督の対応
目次

金本知憲が広陵高校時代に受けていた暴力・いじめとは?

金本知憲は広陵高校時代に壮絶ないじめを受けていた?
出典:金本知憲公式サイト

現在57歳の金本知憲さんが広陵高校に通っていたのは、約40年前のこと。

厳しい練習や上下関係が当たり前とされた昭和~平成初期の高校野球で、金本さんは理不尽な暴力を受けていたと明かしています。

華やかなプロ野球選手としての姿からは想像できない、苦しい日々を耐えていたそうです。

金本が明かしていた高校時代のいじめ

金本知憲さんは、広陵高校野球部時代に先輩から暴力やいじめに相当する行為を受けていたことを、自著『心が折れても、あきらめるな!』や過去のインタビューで明かしています。

金本知憲は広陵高校時代に壮絶ないじめを受けていた?
引用:Amazon

著書では、

「二、三人がかりで殴られ、蹴られ、正座のまま意識を失った」

「金属製スパイクで太ももを踏まれ、肉がえぐれて出血した」

といった内容が記されています。

これらは「説教」と称され、ルール違反の有無に関わらず、先輩の気分次第で後輩を呼び出し、憂さ晴らしのように行われることもあったそうです。

(殺す気なのか)と感じたことは何度もあったそうです。

でも対抗すればもっとひどくやり返されてしまう

そのことが目に見えていたために、耐え忍んでいたそうです。

実際、金本さんは母親に「しんどい。もうやめたい」と電話で泣き言を漏らしたと記しています。

監督は進路妨害

金本さんは高校卒業後、法政大学野球部への進学を希望していました。

そのため、セレクションを受ける準備を進めていました。

しかし、当時の広陵高校野球部監督から、本来8月に行われるセレクションを「12月」と誤った日程で告げられ受験の機会を逃してしまったのです。

金本さんは1年間の浪人生活を経て、今度は中央大学野球部の入部を目指しますが、ここでも同じようなことが起こりました。

中央大学の監督からは「浪人は推薦がない」と事前に説明されていたにもかかわらず、広陵の監督は「推薦は大丈夫」と伝え、金本さんはそれを信じて準備を進めました。

結果的に入部は叶わず、金本さんは「二度も騙されて目の前が真っ暗になった」と振り返っています。

(※当時の監督:2025年現在の中井監督ではありません)

・・・・・

いじめについても監督の行いにしても、最低な行為に他なりません。

その後、知人から東北福祉大学を紹介され一般受験で入学し、活躍へと繋がっていきました。

スポンサーリンク

広陵時代の辛い体験が生んだ金本知憲の指導哲学とは

金本知憲は広陵高校時代に壮絶ないじめを受けていた?
出典:X ライブドアNEWS

プロ野球選手の現役を引退した金本さんは、2016年~2018年まで阪神タイガースの監督を務めました。

監督時代の金本さんは、「暴力・体罰は一切許さない」という方針を徹底!

広陵高校時代の経験をもとに打ち出した主な指導方針は以下の通りです。

・技術や精神面の鍛錬は厳しく行うが、暴力や理不尽は絶対に認めない
・根拠と科学的理論に基づいた合理的な指導
・選手一人ひとりが自ら考え、自立することを重視
・言われた通りに動くだけの指導は避け、個性を伸ばす
・弱い者いじめやおごりを排し、フェアで健全な競争を促す
・選手の心を折らない育成を第一に考え、感情的な叱責ではなく納得できる説明を行う

これらの方針は、広陵高校時代の苦しい体験から生まれたものでしょう。

金本さんが「鉄人」と呼ばれる精神力や名監督としての評価を築く礎となりました。

スポンサーリンク

まとめ

金本知憲さんの広陵高校時代の暴力体験や、その後の監督としての指導方針について知りたかった方も多いのではないでしょうか。

わかったことを整理すると以下の通りです。

広陵高校野球部時代に先輩から殴る蹴るなどの暴力を受けていた

法政大学や中央大学の進学機会を監督の虚偽説明で失った

阪神監督時代は暴力否定・自主性重視の指導哲学を貫いた

選手の心を折らない合理的・科学的な指導を行った

広陵高校時代の苦しい経験をした金本知憲さんの強い精神力は、人を育てるための信念につながっています。

暴力やいじめは、どんな理由があっても許されることではありません。

一人ひとりが互いを尊重し、安心して成長できる環境を守る意識が大切です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次