松永拓也への誹謗中傷は女子中学生!動機や背景は?
11月28日、信じられないニュースが入ってきました。
2019年4月19日にあった「池袋暴走事故」の遺族である松永拓也さんを執拗に誹謗中傷(脅迫)した疑いで、横浜市の女子中学生(14)が書類送検された。
女子中学生は、「松永拓也死ねばいいのに~」「祝池袋暴走事故2人死亡5周年よっw」などの誹謗中傷を繰り返していたことがわかりました。
実は、松永さんへの誹謗中傷はこれ以外にもまだあるのです。
2年前には22歳男性が、同じく誹謗中傷(侮辱罪)で逮捕されています。
なぜこんなにも被害者に対する誹謗中傷が生まれるのでしょうか。
今回は、女子中学生および逮捕された人がしてきた松永さんへの誹謗中傷と、経緯について調べてみました。
この記事でわかること
- 女子中学生が松永拓也を誹謗中傷した内容と背景
- これまで松永拓也を誹謗中傷した人の内容と背景
松永拓也に女子中学生が誹謗中傷・脅迫メール
横浜市に住む14歳(中3)の女子中学生が、池袋暴走事故の遺族である松永拓也さんへ執拗な誹謗中傷および脅迫をした疑いで、書類送検されました。
松永さんと何の関係もないわずか14歳の女子中学生が、なぜ中傷メールを何度も送ったのでしょうか。
中傷メールの内容とその動機や背景について見ていきましょう。
誹謗中傷メール内容
女子中学生が書類送検された決め手は以下のようになっています。
- 9月11日、松永拓也さんが副代表理事を務める「関東交通犯罪遺族の会」(あいの会)
- 10月20日、松永さんが講演を予定していたイベントの主催者である松山市
こちらに「暴走事故の子どもと妻が死んで悲しいか。辛いなら私が殺してあげようか」「イベントをやる意味があるのか」「殺せ殺せ死ね死ね」などのメールを11通、パソコンから送った。
近く、市役所の業務を妨害した威力業務妨害の疑いでも書類送検する方針だそうです。
松永さんのXにも送っています。
家族を亡くした人に対してこんな酷いことが書けることが理解できないし、理解しようとも思わないですが、とにかく書類送検されたことは良かったです。
それで反省して二度とこんな事をしなければいいのですが…。
動機
脅迫メールを送った女子中学生は動機をこのように話しています。
「人間関係に悩みを抱えていた。脅迫メールを送れば警察に被害届が出て、警察が動いてくれると思った。」
「悩みがあったが誰にも相談できなかった」
「警察に相談先を教えてもらえると思った」
身勝手すぎる動機!
反省の言葉
現在の時点では、女子中学生の反省の言葉は報道されていませんが、
「悪いことをして申しわけない」と話していたといいます。(LINEニュースより)
🔍詳しい情報が入ったら追記していきます。
松永拓也への侮辱罪で有罪判決の男性
松永拓也さんには、今回だけでなく以前から誹謗中傷メールはあったといいます。
その中でも印象に残っているのが、2年前の2022年にあった有罪判決の男性です。
メール内容
油利潤一被告(当時22歳)は、SNS上での中傷が松永さんへの侮辱罪にあたると有罪判決を受けました。
「金や反響目当てで闘っている」などと投稿して松永さんを侮辱した。
また、同年8月には「警察の無力さの報復のために8月14日新宿か秋葉原でどーなるか覚えておけ」と投稿し、警察の業務を妨害した。
油利被告は、初公判で「投稿したことは間違いないが、松永さんを侮辱する意図はなかったと」無罪を主張していましたが、最終的に有罪判決。
東京地裁は被告に、懲役1年(執行猶予5年)と拘留29日の有罪判決を言い渡し、その後確定しています。
動機
油利被告は、松永さんをSNS上で中傷した動機をこのように話しています。
「僕自身のアカウントが中傷したり批判したりするためのアカウントになっていて、それを続けた結果ハードルが上がって、松永さん宛てに送ることになりました」
「大阪で起きた、似たような事故の記事を松永さんに見てもらいたかった」
「バズりたかった」
これもまた身勝手な理由にうんざりします。
有罪判決といっても懲役1年なので、現在(2024)は刑務所から出て生活しています。
その後、YouTubeにて顔出しをしてこの件について話しています。
松永氏から被告への言葉
裁判では、松永さんが法廷に立ち意見陳述を行いました。
また、被告に正面から向かい合い語りかけました。
私はあなたに罪を償い更生してほしいと願っていますが、心を入れ替えるのか、今まで通り生きるのかを選択するのはあなた次第だと思います。『命の大切さ』『言葉の重さ』をよく考え、私や妻と娘を侮辱したことを心から謝罪できるような人になっていただきたいです。厳正な処分を受けた上で、しっかりと更生することを強く望みます
誹謗中傷は愚かなこと!
一人でもそのような事をする人が減ってほしいですが、SNS上にはまだまだ多くの誹謗中傷が溢れています。
まとめ
今回は、池袋暴走事故(2019年)で妻子を亡くした松永拓也さんへの誹謗中傷(脅迫)メールで書類送検された、女子中学生の内容や動機について紹介しました。
脅迫・業務妨害のメール内容(一部)
9月頃から、松永拓也さんが副代表理事を務める「関東交通犯罪遺族の会」(あいの会)や、松永さんが講演を予定していたイベントの主催者である松山市に、
「暴走事故の子どもと妻が死んで悲しいか。辛いなら私が殺してあげようか」
「イベントをやる意味があるのか」
「殺せ殺せ死ね死ね」などのメールを11通パソコンから送った。
女子中学生がこのようなメールを送った動機が、
- 悩みがあったが誰にも相談できなかった。
- 人間関係に悩みを抱えていた。脅迫メールを送れば警察に被害届が出て、警察が動いてくれると思った。
だそうです。
これも真意なのか不明で、何となくその場しのぎで言っている感じもします。
どちらにせよ身勝手すぎる動機!
また、松永さんに対しては以前から誹謗中傷があり、2年前には22歳男性が懲役1年執行猶予付きの有罪判決を受けました。
被害者である人が逆に誹謗中傷を受けるなんて悲しすぎる世の中…
SNS上のコメントの規制や法律など、もっと厳しくてもいいのに、と個人的にはそう感じています。
このような悲しいニュースが一つでも少なくなってほしいですね。
今回は、『松永拓也への誹謗中傷は女子中学生!動機や背景は?』を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。