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女の一人暮らしは地震が怖い!心構えや対策について徹底解説!

女の一人暮らしは地震が怖い!心構えや対策について徹底解説!
asako
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日本は地震の多い国です。

気象庁の調べによると、令和3年(2021年)に地震が起きた回数は 2,424回(震度1~震度7)と言われています。

(参考:気象庁「令和3年(2021年)の地震活動について」

単純に計算すると、1か月で 202回 の地震が起きていることになります。

もし、大きな地震が起こったとき1人だったら…と考えると本当に怖いですよね。

かといって、災害はいつ起こるかわかりません。

そこで今回は、『女の一人暮らしは地震が怖い!心構えや対策について徹底解説!』です。

この記事では、

  • 一人暮らしの女性が家にいる時に地震が起こったら

という場面を想定して書いています。

また、最後まで読んでいただくと、次のことがわかります。

  1. 「地震が発生したらすぐにやるべきこと」がわかる
  2. 「地震の揺れが収まったら次にどうすればいいか」がわかる
  3. 「普段から備えておくべきこと」がわかる

では、詳しく見ていきましょう。

 

一人暮らしの女が知っておくべき地震のこと

女の一人暮らしは地震が怖い!心構えや対策について徹底解説!

震度等級とは、地震の揺れを表す数字(震度0~震度7)のことを言います。

地震大国と言われている日本なので、おそらく多くの人が知っていると思いますが、しっかり確認しておきましょう。

また、それに伴う人の体感と行動、屋内の状況 を見てみましょう。

 

震度階級と体感

下の表は、「震度階級」「人の体感・行動」「屋内の状況」を一覧にしたものです。

震度階級人の体感・行動屋内の状況
人は揺れを感じないが、地震計には記録される。 
屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる。 
屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。眠っている人の中には、目を覚ます人もいる。電灯などのつり下げ物が、わずかに揺れる。
屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。歩いている人の中には、揺れを感じる人もいる。眠っている人の大半が、目を覚ます。棚にある食器類が音を立てることがある。
ほとんどの人が驚く。
歩いている人のほとんどが、揺れを感じる。眠っている人のほとんどが、目を覚ます。
電灯などのつり下げ物は大きく揺れ、棚にある食器類は音を立てる。
座りの悪い置物が、倒れることがある。
5弱大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。電灯などのつり下げ物は激しく揺れ、棚にある食器類、書棚の本が落ちることがある。
座りの悪い置物の大半が倒れる。
固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れることがある。
5強大半の人が、物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じる。棚にある食器類や書棚の本で、落ちるものが多くなる。
テレビが台から落ちることがある。
固定していない家具が倒れることがある。
6弱立っていることが困難になる。固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。
ドアが開かなくなることがある。
6強立っていることができず、はわないと動くことができない。
揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。
固定していない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる。
立っていることができず、はわないと動くことができない。
揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。
固定していない家具のほとんどが移動したり倒れたりし、飛ぶこともある。

(参考:気象庁HP福島地方気象台

特に震度4になると、ほとんどの人が揺れを感じ屋内では電灯や置物、食器などがガタガタと音を立てて揺れます。

この辺りから地震の恐怖を感じてくる人が多いのではないでしょうか。

 

過去に起きた三大巨大地震

過去に日本で起きた大震災時の震度はどうだったのか、見てみましょう。

 

阪神淡路大震災:1995年(平成7年)1月17日ー

  • 神戸と洲本で震度7を記録した直下型の地震。
  • 豊岡、彦根、京都で震度5、大阪、姫路、和歌山などで震度4を観測。
  • 亡くなった方の7割が、地震により倒壊した建物や家具の下敷きになった。
  • 早朝に起こったこともあり多くの人が就寝中だったため、スムーズな避難ができず、被害が拡大した原因の一つとなった。

 

東日本大震災:2011年(平成23年)3月11日ー

  • 本震による震度は、宮城県北部の栗原市で最大震度7が観測。
  • 宮城県、福島県、茨城県、栃木県などでは震度6強を観測。
  • 戦後最大ともいわれる巨大地震であった。
  • 住宅の耐震化が進んでいたため、阪神淡路大震災のように建物が倒壊する被害は多くなかったが、地震後の津波で多くの方が亡くなった。
  • 東日本大震災で亡くなった方の死因のおよそ9割が溺死だった。

 

熊本地震:2016年(平成28年)4月14日ー

  • 今までの地震とは違い、最大震度7相当の前震があり、その2日後に再び最大震度7相当の本震がくる巨大地震。
  • 震度7の地震が2度もきたことで、耐震性のある建物も次々と倒壊した。

 

女の一人暮らしで地震が怖いときの対策は?

女の一人暮らしは地震が怖い!心構えや対策について徹底解説!

今回は、特に「女性の一人暮らし」という設定で書いています。

どんなに頭でシミュレーションしても、実際に大きな地震が起こったら怖くて冷静になれるかわかりません。

それでも、今できること・今知っておくべきことはたくさんありますので、詳しく見ていきましょう。

 

ドアを開け脱出口を確保する

ドアを開けて、脱出口の確保 をしましょう

地震による家屋の歪みが生じた場合、ドアが開かなくなる可能性も考えられます。

いち早く脱出するためにも、地震の揺れを感じたら ドアを開けて脱出口を確保すること!

ちなみに窓は開けなくてもOKです。

逆に窓ガラスが割れて破片が飛び散る恐れがあるので、より危険になります。

女の一人暮らしは地震が怖い!心構えや対策について徹底解説!

 

家具などが置いていない場所に避難する

地震が起きたら、何も置いていない場所へ移動(脱出口から遠くない場所)しましょう!

もし、家具など何も置いていない廊下があれば、廊下が一番ベスト!

マンションであれば、ほとんどの部屋に廊下があるかと思いますが、特に家具などなければ速やかに廊下に移動しましょう。

玄関も近いので同時にドアも開けて確保ですね!

 

「地震が来たら机やテーブルの下に隠れて身を守る」ことを、おそらくほとんどの人が小さい頃から教えられてきたことだと思います。

もちろん、何も覆わないよりは机やテーブルの下にもぐって身を守った方がいいですが、大きな地震になればなるほど、そのテーブルもどう動くか想像がつきません。

より安全なのは、何も置いていない場所です。

普段から意識しておくといいですね。

 

また、窓際からは距離をとってください!

もし窓が割れたら危険です。

トイレやお風呂中なら少しドアを開けておく

もし、トイレ中に地震が起きたら慌てずに用を足して水を流す。

ドアは先ほどから言っているように、開かなくなると大変なので揺れている間は、

出入り口を少し開けてトイレの中でしばらくじっとしておきましょう。

トイレは壁で囲まれているので、比較的安全な場所だと言われています。

風呂場もトイレと同じく、揺れている間は出入口を少し開けた状態でじっとしていましょう。

ケガをしないように、早めに服を着て外に出られるようにすることも大事です。

 

揺れが収まってきたら・・・

 

ケガの確認・靴を履く

揺れが収まったら、まずは 自分自身がケガをしていないか 確認してください。

ケガをしていたら応急処置をしておきましょう。

緊急を要する場合は、ハンカチや布切れをケガの箇所に当てておくだけでも止血できます。

悪化しないことが大事です!

割れたガラスの破片や部屋にある家具等の転倒や足元を傷つけるおそれのあるものがないかを確認してください。

この時点で 靴を履いて 足を守ってください!

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火元の確認・電源ブレーカーを落とす

この時点で、まだ火元を確認していなかったら、揺れがおさまった隙に火元の確認をしておきましょう。

同時に、電源ブレーカーを落とします

そして安全な避難を開始していきます。

ただ、部屋の中が危険な状態であれば、これにこだわらず自分の命を優先に、すぐに部屋から出ましょう!

その際、慌てて外へ飛び出してしまうと大変危険なので気を付けながらね!!

女の一人暮らしは地震が怖い!心構えや対策について徹底解説!

正しい情報をもとに避難する

災害時は、デマが飛び交いやすいので注意しましょう。

今は個人でスマホを所持している人が多いので、情報は入りやすい環境ですが、SNSなど利な面がある一方で不正な情報も流れてきます。

できればテレビやラジオなどを付けて気象庁などの情報を聞きましょう。

また、地域の防災無線などもすぐ対応するところも多いでしょう。

とにかく慌てて行動するというより、避難の準備をしながら正しい情報を聞くようにしましょう。

避難の準備が必要となれば、災害避難用の持ちものを確認しましょう。

非難するときの持ち物リスト

両手が使えるリュックに以下の物を準備しましょう

  • 簡易トイレ×3日分
  • 飲料水・甘味飲料(あった方がいい)×3日分
  • 食料×3日分
  • 貴重品(財布・鍵・免許証・印鑑・保険証など)
  • 衣服(下着やタオルも)
  • スマホ、充電器
  • 懐中電灯、電池
  • 生理用品(女性)
  • 衛生用品(歯ブラシ・ウェットティッシュ)
  • トイレットペーパー
  • 医薬品(薬など)
  • 小物品(筆記用具・ライターなど)
  • 季節用品(毛布・カイロ・雨合羽)
  • 耳せん

持ちものは、その他個人で必要なものがあると思いますが、上の持ち物があるだけでも全然違います。

揃えるのが大変という方は、思い切って一式セットになっているものを買っておくという方法もあります!

最近では女性用もあり、女性が嬉しいものが詰め合わせられています。

リュックもセットなので頼もしい!!

特に、”持っていて助かった”との声が多いのは「簡易トイレ」

空腹は我慢できても トイレは我慢できません。

水が使えなくなったら!?もし使えても水道管や下水処理が大変なことになるといいます。

また、避難所では大人数で行きたいときに入れないかもしれません。

万が一のために常備しておくと安心ですよね。

女の一人暮らしで地震が怖いときの心構えとは?

女の一人暮らしは地震が怖い!心構えや対策について徹底解説!

いつでもどこでも起こり得る地震。

一人暮らしだとより不安になりますよね。

地震が起こった際に命を守るため、最低限のことは今すぐやっておきましょう!

家具・家電は最低限のものだけ

家族で住んでいれば必然と家具や家電などは多くなりますが、一人暮らしの方の場合はそれに関しては身軽ですよね!

これだけ頻繁に地震が起こる国なので、部屋の中も地震に備えておきたいです。

家具・家電は最低限のものだけにしよう

特に、背の高い家具は避けてください!

阪神淡路大震災のように未明の時間に地震がきた場合、背の高い家具の下敷きになるおそれもあります。

女の一人暮らしは地震が怖い!心構えや対策について徹底解説!

そして、さらに気をつけることとして

家具や家電は固定する!

家具や家電を固定する一番の理由は、”倒れるまでに時間を稼ぐ” ことです!

ほんの数秒でも倒れるまでに時間を稼いでくれます。

この数秒で命が救われることも多いのです!

まだの方は今すぐ固定器具を買ってください!

近所の避難場所を確認しておく

あらかじめ、自分の家から避難場所へのルートやその場所を確認しておきましょう。

地震がきて、「避難するとなったらココへいく!」というのを決めておきましょう。

また、近所の安全な場所をいくつかピックアップしておくと安心ですね!

アパートやマンションの避難経路を確認しておく

一人暮らしの方のほとんどは、アパートかマンション暮らしが多いですよね。

先ほどの「避難場所を確認しておく」と同じ意味ですが、アパートやマンションの避難経路も、前もって確認しておきましょう。

低い階ならいいんですが、高層になってくるとスムーズに避難が進まないこともあるかもしれません。

また、地震のときはもちろんエレベーターは使わない方がいいですよね。

閉じ込められる可能性もある、ということ。

防災関連グッズ

こんなに頻繁に地震がある日本であれば、防災関連グッズは持っておくべきです。

特に防災セット(リュック型)は、いざとなった時にそのリュックを持って非難すれば最低限のことはできます。

この際に検討してみてくださいね。

まとめ

女の一人暮らしは地震が怖い!心構えや対策について徹底解説!

今回は、『女の一人暮らしは地震が怖い!心構えや対策について徹底解説!』でした。

これからも頻繁に起こるであろう地震について、知識があればあるほど命が助かる確率は高いと言われています。

とっさの判断をするときにやはり一番頼りになるのは、自分の知識です。

最後のまとめです。

一人で部屋にいるときに地震が起こったら

1.地震発生時にまずやるべきことは?

  1. ドアを開け脱出口を確保する
  2. 火の始末をする
  3. 家具などが置いていない場所に避難する
  4. トイレやお風呂中なら少しドアを開けておく

2.地震の揺れが収まった後にやるべきことは?

  1. 火元の確認・電源ブレーカーを落とす
  2. 靴を履く
  3. 避難の準備

3.普段から備えておくべきことは?

  1. 家具は最低限にとどめる
  2. 近所の避難場所を確認しておく
  3. アパートやマンションの避難経路を確認しておく

特に一人のときは、自分一人で判断するしかありません。もちろん地域の防災無線や呼びかけには耳を傾けてくださいね。

この記事が少しでも多くの方の役に立つことができれば嬉しいです。

『女の一人暮らしは地震が怖い!心構えや対策について徹底解説!』を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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