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オリックスが急に強くなったのなぜ?3年連続日本シリーズ進出の強さとは?

オリックスは急に強くなった?3年連続日本シリーズ進出の強さとは?

 

2023年プロ野球の日本シリーズが10月28日から始まります!

セ・リーグ覇者の 阪神タイガース と、パ・リーグ覇者の オリックスバファローズ の対戦となりました。

2チームとも本拠地が関西ということで”関西ダービー” と呼ばれ、今年は例年以上に盛り上がりそうですよね!

オリックスバファローズに関しては 3年連続の日本シリーズ進出 となり、2年連続の日本一を目指します。

 

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それにしてもオリックスの3年連続パ・リーグ制覇はすごいですよね✨

 

でも正直いうと、オリックスに強いイメージはありませんでした(ごめんなさい💦)

なので、この3年連続ってのは急に強くなった印象です!

そこで今回は、『オリックスが急に強くなったのなぜ?3年連続日本シリーズ進出の強さとは?』です。

詳しく見ていきましょう。

 

オリックスが急に強くなったと言われてるのはなぜ?

プロ野球パ・リーグで、オリックス・バファローズが3年連続リーグ優勝、今年も日本シリーズへの駒を進めました。

巷では、「オリックスは急に強くなった」とも言われています。

これまでの成績も踏まえながら見ていきましょう。

 

オリックスこれまでの成績

はじめに、オリックス・バファローズという球団について簡単に紹介します。

1936年に阪急を親会社とする阪急軍として発足。戦後に阪急ブレーブスと改称して1988年まで活動。

1989年からはオリックスに買収されてオリックス・ブレーブスとなる。

その後西宮市から神戸市への移転に伴いオリックス・ブルーウェーブに改称。

2004年シーズン終了後に、大阪を本拠地とする大阪近鉄バファローズを吸収合し「オリックス・バファローズ」となる。

本拠地は大阪、準本拠地は神戸。

球団名はこれまでいろいろ変わってきたんですね。

オリックス・ブルーウェーブ時代には、あの イチロー選手 が所属していました。

ここオリックスからメジャーリーグへの挑戦となったのは当時すごい話題となりました。

 

さて、本題に戻って、オリックスのこれまでの成績を見ていきましょう。

1936年に発足した阪急ブレーブス時代から2023年まで 87年間の成績です。

 

これまでの🔹チーム成績と🔸獲得タイトル

🔹日本シリーズ出場(14回)
(赤字は勝利した年)5勝9敗

1967・1968・1969・1971・1972・197519761977・1978・1984・1995・1996・2021・2022・〈2023〉

 

🔹クライマックスシリーズ出場(5回)
(赤字は勝利した年)3勝2敗

2008・2014・202120222023

 

🔸日本一(5回)
1975・1976・1977・1996・2022

🔸リーグ優勝(15回)
1967・1968・1969・1971・1972・1975・1976・1977・1978・1984・1995・1996・2021・2022・2023

🔸セ・パ交流戦優勝 2回
2010・2021

引用:Wikipedia

日本一になったのは5回ですが、4回目の1996年から5回目の2022年までは26年間ぶりだったんですね!

それで言うと、リーグ優勝も1996年から2021年まで25年ぶりでした!

やっぱり目を見張るのは、2021~2023年の3年連続のリーグ優勝!

光り輝いています✨

オリックスファンは「やっとオリックスの時代がきたー!」という気持ちですよね😆

 

2年連続最下位から3年連続リーグ優勝へ

急成長の立役者となったのが 投手陣!投手力!

チーム防御率で見てみると、最下位だった2020年は3.97だったのが、2021年は3.31まで上昇↑↑

特に、先発防御率3.33というのはパ・リーグでもナンバーワンの数字となりました。

そして、何といってもエースの 山本由伸 の存在が大きかった!

投球回、勝利数、防御率、勝率、奪三振といった主要な指標は全て12球団でトップの数字を残した。

 

そして、この年プロ入り2年目の 宮城大弥 の急成長もありました!

山本由伸の調子がまだ上がっていなかった5月までに、宮城は 5勝をマーク。

8月には12球団最速となる2桁勝利を記録するなど前半戦のチームをけん引し、勝利数、防御率、勝率で山本に次ぐリーグ2位の成績を残した。

 

また、この2人に負けじと リリーフ陣の奮闘 この躍進に欠かせない存在でした!

 

中嶋監督が就任した年からV3

この3年連続リーグ優勝という素晴らしい成績は、中嶋監督の手話なしには語れません。

オリックスは2019年・2020年とリーグ最下位でした。

2021年、中嶋監督がオリックスの監督として就任すると4月~5月こそ連敗続きがあったりで負け試合が多かったものの、6月ごろから息を吹き返したように勝利数が増えていきました。

試合数を重ねていくにつれ勝利数が増え、そのままの勢いで優勝!

そして、昨年は日本シリーズも勝利し日本一というタイトルも獲得しました。

 

パ・リーグで最下位、翌年からの3連覇は史上初めてだそうです。しかも就任1年目からのV3。

本当にすごいことですよね!

 

 

「急に強くなったわけではない」の声

前年度の最下位から優勝!それが3年連続優勝。

「オリックスは急に強くなった」と言われるのも自然な流れだと思います。

でも「急に強くなったわけではないんだぞ!」という声もあるようです。

オリックスは育成能力高いと思いますよ

紅林、大城、宮城、宗、神戸、杉本、山本、来田ら生え抜きの選手を育ててそれが全員開花して優勝に結び付けてます。

外国人なんてほとんど外れでしたし、T岡田も復活しました。

ずっと見てますけど、ぜんぜん弱く無かったです
僕は、Aクラスにいつでもなれる
それどころか優勝できると言っては笑われてました
もちろん、ロッテもです

パ・リーグは、それだけ6球団の戦力に差が無いんですよ
なので、上手く戦ったチームが上に来る
今年は特別ルールに対応した阪神やロッテが上に来た
最終的に中継ぎを温存してたオリックスがトップに立った

全然不思議じゃ無いですね

そこそこチーム力があったのに、チームがなかなか機能せずに下位に沈んでいた。

名ばかりの選手を放出して、山本や宮城や太田や紅林や高卒の選手をしっかり起用して、中嶋聡というちゃんとした選手に監督を任せたら、チーム力を発揮できるようになった。

急に強くなったわけではなく、そこそこ強かった力をちゃんと発揮できるようになっただけのこと。

 

なるほど、、、確かに「パ・リーグはあまり差がないから面白い」というのを聞いたことがあります💡

でも今はオリックスが突出しているかもしれないですね。

 

オリックス3年連続日本シリーズ進出の強さとは?

オリックスは急に強くなった?3年連続日本シリーズ進出の強さとは?

3年連続って、本当に強いチームじゃないと成し遂げられないですよね!

2021年優勝するまでは、2020年・2019年と優勝争いどころかパ・リーグで最下位でした。

パ・リーグでは、前年最下位の球団がリーグ優勝したという前例は、2001年の大阪近鉄バファローズ以来20年ぶりで、パ・リーグで2度目だったそうです。

大阪近鉄バファローズとはオリックス・バファローズの前身球団。

不思議な巡り合わせですよね・・・

 

そんな強くなった要因は何なのか、詳しく見ていきましょう。

 

投手陣の層の厚さ

オリックスの強さを語る上で、おそらくこれが一番多い意見でしょう。

何といっても投手陣の層の厚さ!

どの球団よりも投手陣がホントに強いですよね。

 

山本昌氏(元プロ野球選手)

オリックスの強さというのは、山本、宮城、山下舜平大がいて、山崎福也、山岡投手など、トップクラスのピッチャーを何枚も抱えていて、打線の打率も高く、チャンスに強いバッターが多い。ブルペン陣も(平野、宇田川が一軍登録抹消中でも)150キロを超える投手ばかりですから。質、量ともに豊富。

出典:ニッポン放送ショウアップナイター

ソフトバンク・藤本監督

簡単に打ち崩せる投手陣ではなかった。(吉田正が移籍したが)森がカバーできているし、頓宮の状態もすごく良かった

楽天・石井監督

先発陣が良く、救援も複数イニングを投げられる投手がいる。打線もチームとしてしっかりと意思統一のできた攻撃ができている。

 

総合力・強いチームの勝ち方をしている

「連覇しているチームは間違いなく強い」という声をよく聞きます。

それは偏った部分的な強さではなく、総合力が強いチームとして確立しているのでしょうね。

そんな意見も多くありました。

 

山﨑武司氏(元プロ野球選手)

(現状の)オリックスは、この2年くらいの状態ではないと思うんですよ。やはり優勝してきているチームなので、チーム力がついてきている。戦力が整わなかったら、整わないなりのゲームをしてくるのが強いチーム。昔のヤクルトみたいに、“なんか負けちゃうんだよね”という時があったんですよ。そんなに強さを感じないんですけど、いつも1点差、2点差で負けちゃう。そういうチームになりつつありますね」と分析した。

出典:ニッポン放送ショウアップナイター

日本ハム・新庄監督

強いチームの点の取り方をする。選手個人個人が役割というのを分かっている。それはやっぱり経験(を積むこと)でできること

西武・松井監督

ここぞの1点をよく取られたし勝負どころでの強さを感じた。投打ともに総合力が高い。若い選手も次々と出てきて結果を出していた。

こういうグラフを作ってポストしているファンの方もいましたよ↓

わかりやすいですよね

オリックスの強さは先発投手陣がやっぱりすごいのか~!

 

若手の活躍

今季に限らずですが、オリックスはとにかく若手の台頭が目覚ましいですよね。

投手陣の層が厚いオリックスですが、皆さんも知っての通り侍JAPANでも大活躍だった山本由伸投手、宮城大弥投手をはじめ他にも大活躍した若手の投手もいました。

 

山下 舜平大(やました しゅんぺいた)選手(21歳)

高卒3年目で1軍での登板がありませんでしたが今季のオープン戦で自己最速を更新し、シーズン中には大台の160キロに到達。

今季はその素質が開花し、4月11日にプロ初勝利を挙げると終盤に腰の故障で離脱したものの、9勝3敗で防御率1・61と先発ローテを支えました。

 

東 晃平(あずま こうへい)選手(23歳)

7月末に今季初勝利。無傷の6連勝と抜群の安定感でした。

中嶋監督にとっては2軍監督時代からの秘蔵っ子と言われています。

昨季は育成選手ながらオープン戦で1軍に帯同させたそうです。

今季は6勝0敗で防御率2・06

終盤のローテを支えた一人です。

 

 

育成力

中嶋監督は「勝利」「育成」、この二つの課題をうまく両立させていると賞賛されています。

プロ野球公式戦は毎年3月後半から始まります。

今年はWBCの影響もあり、オリックス投手陣は充実していました。

そんな最強投手陣の中で開幕投手に抜擢されたのは、山本由伸でもなければ宮城大弥でもない。

なんと 3年目の山下 を開幕投手に指名しました。

また、育成 ドラフト4位の茶野を開幕スタメンで起用、昨年までの2連覇に貢献した紅林を開幕2軍にするなど思いつかない作戦を発揮しました。

 

まだありますよ~📣

2021年本塁打王の杉本にも計3度、2軍での再調整を命じています。

簡単にいうと、現状維持は通用しないということですよね。

でも、そんな采配で見せつけチームに刺激を与えることでチームが引き締まったのだと思います。

 

 

まとめ

オリックスは3年連続リーグ優勝!

今年も日本シリーズ進出となりました。

オリックスが急に強くなったのは

  • 投手陣の成長・・特に山本、宮城の二大先発投手の存在とリリーフ陣の安定感
  • 中嶋監督の育成力
  • 中嶋監督の戦略
  • 元々、パ・リーグはどのチームもあまり差はないのでオリックスだけ弱いというわけではない。

このような要因が大きいのかな、と思います。

 

また、オリックス3年連続日本シリーズ進出の強さとは、

  • 投手陣の層の厚さ
  • 若手の台頭
  • 総合力・強いチームとして確立
  • 育成力

このように感じます。

 

10月28日から始まる日本シリーズ、VS阪神タイガース!

関西ダービー、盛り上がりそうですね!

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今回は『オリックスが急に強くなったのなぜ?3年連続日本シリーズ進出の強さとは?』でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。