3月28日に、世界的音楽家の坂本龍一さんが癌で亡くなりました。71歳でした。
坂本さんは、1980年第後半、日本人初のグラミー賞、アカデミー賞を受賞し「世界のサカモト」として名を広めました。
そのとき有名になった、「戦場のメリークリスマス」や映画「ラストエンペラー」の音楽などは、今でも名曲として語り継がれていますよね。
そんな坂本さんを晩年苦しめたのが「癌」
2014年頃から癌の治療をおこない、摘出手術を6回ほどしてきたといいます。
想像を超えるような辛い日々だったのだろうと思いますが、坂本さんは昨年2022年に配信でピアノ・ソロコンサートを行っています。
最後まで音楽家・坂本龍一を見せてくれていたんですね。
「世界のサカモト」をファンにとっては辛く悲しい日々が続きますが、きちんとお別れをしたいですね。
気になるのは、お通夜や葬儀はもう終わってしまったのでしょうか?
そして、著名人なのでお別れの会はあるのか、ということです。
そこで今回は、『坂本龍一の通夜と葬儀は?お別れの会はいつどこである?』です。
調べてみたので、一緒に見ていきましょう。
坂本龍一の通夜と葬儀は終わった?

坂本龍一さんが亡くなったのが3月28日で、死去の発表をされたのが4月2日でした。
おそらく通夜は終わっていると考えられますよね。
調べてみましたが、やはりそのようです。
通夜と葬儀は近親者のみでおこなわれた
所属事務所から出された訃報を知らせる文書に書かれていました。
↓↓
— commmons (@commmons) April 2, 2023
坂本龍一さんご本人の強い意志で、通夜・葬儀とも近親者のみで行われたそうですね。
手術を6回以上もやるなど闘病生活はとても辛かったようです。
だからこそ、一番大事な家族や近い方々に見送ってもらいたかったんだと思います。
最後の言葉、、、胸が締め付けられそうです。
Ars longa, vita brevis. 芸術は長く、人生は短し
坂本さんが好んだ一節だそうです。
考えさせられる言葉ですね。
人生は短くともその太さは計り知れません。体は滅びても教授の音楽と愛はこの世界にずっとずっと生き続け私達に語りかけて下さるでしょう。
ご冥福をお祈りします。
弔問・香典・供花は謹んで辞退
葬儀などは近親者のみで行われました。
そして、先ほどの文書の最後の方に
「弔問・香典・供花も謹んで辞退申し上げます」
と書かれていました。
これも坂本龍一さんご本人を尊重しての、家族の意思だと思われます。
著名人が亡くなった後、ここぞとばかりに自宅に駆けつける人や報道の人もいます。
今回も、もしかするとそういった方がいないとも限りません。
どうか、ご家族に配慮した行動をしてほしいと切に願います。
— TUYOSHI (@tfb6g1102725tr1) April 2, 2023
坂本龍一のお別れの会は予定されている?

葬儀は家族葬で済ませています。
弔辞・香典・供花なども辞退するとのことでした。
では、お別れ会はあるんでしょうか・・・
本人の意思で行わない予定
著名人であればあるほど、「お別れの会」「偲ぶ会」が行われたりするので、坂本龍一さんはもちろんあるでしょう・・・
と言いたいところですが、2023年4月4日現在、
本人の意思によりお別れの会も行わない、とのことです。
正式な発表があったわけではないので、行う方向に変わる可能性もあります。
その際は、詳細をお知らせしていく予定です。
お別れの会についての世間の反応
お別れの会の予定がないことに、いろいろな反響があります。
Twitterから世間の皆さんの声を聞いてみましょう。
坂本龍一さんのお別れ会や献花があれば是非モニターで彼が生前に沢山話してくれた反原発や反戦の想いを流して参列者に彼の魂を感じてもらいたい。
— 【ドラクロちゃん】 (@highballdog) April 2, 2023
坂本龍一さんの訃報が流れた。今日、亡くなったのかと思っていたら、今日事務所から報告があっただけで、実際は3月28日に亡くなっていた。葬儀も済んだという。お香典等もお別れの会等もお断りと。奈良岡朋子さんも同じだった。最近、こういう方が多い。きちんとお別れできないのは、とても悲しい。
— 闇夜薫 (@gbOq2qd2CJ87Hbp) April 2, 2023
高橋幸宏様
がんばれ
がんばれ坂本龍一
闘病中、お花を贈りあって、お互いに励まし合っている友情をツイートで拝見していました。どんどん大きくなる教授から幸宏ヘのお花。幸宏のお別れの会もまだだし追悼ムードも終わらぬ間にファンにはつらいです。 #坂本龍一 https://t.co/YSh4exYPIP
— なごり雪は歌わないイルカ (@mamimumemami55) April 2, 2023
他の芸能人の葬儀やお別れの会はどんな感じ?

坂本龍一さんのお別れの会は、本人の意思によって行わないと発表されています。
本人の意思とあるので、行うことは厳しいかもしれません。
でも、「お別れの会をやってほしい」と言う声が多ければ、もしかすると行うこともあるかもしれないですよね。
そこで、他の亡くなった有名人や芸能人のお別れの会はどんな感じだったのか、調べてみました。
アントニオ猪木(プロレスラー・実業家・政治家)
記憶に新しいと思いますが、2022年10月1日に逝去されたアントニオ猪木さんのお別れの会は、5か月後の2023年3月7日に、両国国技館で行われました。
何といっても、さすが猪木さんらしく、祭壇の前にリングが設置されたのが印象的でした!
概要はこんな感じでした。
~アントニオ猪木 お別れの会~
日時:2023年3月7日(火)
[第1部] 式典(ご案内状をお持ちの関係者/チケットをお持ちの一般の方)
開場9時30分 開会11時00分 終了13時00分 予定
[第2部] 献花式(一般の方)
開場:14時00分 受付終了17時00分 予定
※第2部の献花式はチケットをお持ちでない方もご参列いただけます。献花用の花はご持参ください。
第一部の追悼式典には、著名人やプロレス仲間はもちろんのこと、有料チケットの一般入場者も含め4800名ほどの人が参列したそうです。
第2部では、入場無料で一般の献花を受け付けました。
それでも会場に入れなかったファンのために急きょ、午後5時以降に国技館の正面入り口に臨時献花台を設置して午後9時までファンの献花を受け付けたそうです。
忌野清志郎(ロックミュージシャン・俳優)
ロックミュージシャンの忌野清志郎が亡くなったのは2009年5月2日。
パンクヘアにド派手なメイクと衣装
唯一無二のスタイルは若者のカリスマとなりました。
メッセージ性のある歌詞も世間にインパクトを与えました。
そんな忌野清志郎の葬儀は、5月3日に近親者だけで行われた密葬と、7日後の5月9日に東京・青山葬儀所で行われた盛大な告別式「ロック葬」の2度行われました。
(後日お別れの会をするのではなく葬儀という形のお別れ会ですね)
〝清志郎さんらしく送り出したい”という、ご遺族や関係者の方々の思いが表れたライブのようなお葬式だったといいます。
RCサクセションの名曲が流れ、「ロックン・ロール・ショー」という曲で葬儀が始まったそうです。
このときの葬儀には、坂本龍一さんも参列しています。
水木しげる(漫画家)
妖怪マンガ『ゲゲゲの鬼太郎』の作者であった水木しげるさんは、2015年11月30日に亡くなりました。93歳でした。
2か月後の1月31日に、東京・青山葬儀場で「水木しげるさん お別れ会」が行われました。
お別れの会には、著名人やファンの方が役8000人参列されたそうです。
祭壇には「ゲゲゲの鬼太郎」と「悪魔くん」の大きな絵が飾られました。
お食事などのいたるところに水木さんが生み出したキャラクターが登場したり、愛のあるお別れ会だったそうです。
まとめ

今回は、『坂本龍一の通夜と葬儀は終わった?お別れの会はいつどこである?』でした。
通夜と葬儀に関しては、近親者のみですでに済ませているということです。
坂本龍一さんご本人の強い意志によって・・・と書かれていましたので、ご家族の方がそれを尊重されたものだと思われます。
お別れの会については、まだ詳細が発表されていませんが、これも開催しないのでは、という声もあります。
先ほどのツイッタにもありましたが、「お別れ会もお断り」と。
ただ、世界のサカモトと言われているぐらい世界中のにファンがいるので、もしかすると開催してくれるかもしれません。
その際は、追って追記させていただきます。
『坂本龍一の通夜と葬儀は終わった?お別れの会はいつどこである?』を読んでいただき、ありがとうございました。