4月2日、阪神競馬場で行われた大阪杯で、武豊騎手が騎乗したジャックドールが逃げ切りで優勝しました!
まず、大阪杯とは・・・
- 日本中央競馬会が阪神競馬場で施行する、中央競馬の重賞競走 (G1)である。
- 距離:芝2000メートル
- 出走条件:4歳以上の馬による
- 賞金:1着賞金2億円
- 優勝馬には当概年のアイリッシュチャンピオンステークスへの優先出走権が与えられる。
最高峰の競走馬による大会です。
1957年に『大阪盃競争』として創設されてから、距離や施工時期、名称は幾度の変遷を経て、現在の形に定着しています。
そこで今回は、『武豊が逃げでジャックドール大阪杯G1優勝?』です。
では、見ていきましょう。
武豊は逃げで勝つのを確信していた?
2023.4.2 大阪杯
ジャックドール×武豊騎手 pic.twitter.com/ZeCiPNTpUI— みむら (@nsyn_m) April 12, 2023
今回の大阪杯で、ジャックドールのいう競争馬にあの武豊騎手が騎乗しました。
注目度もすごく高かったですね。
武豊騎手騎乗ということもあり、人気も高まって期待通りG1初制覇に喜びの声も多かったようです。
でもじつは大会前に、その武豊騎手が「逃げで勝つ」ことを確信していたような発言が注目を集めています。
競馬用語「逃げ」とは
先ほどから「逃げ」という言葉が頻繁に使われていますが、これは競馬用語の一つです。
「逃げ」とは・・・
- レース序盤から先頭を走り、そのままゴールまで先頭を走り続けることを「逃げ切り」という。
- このような戦法を得意とする馬を「逃げ馬」と呼ぶ。
- 一頭だけ先頭で逃げ続けることを「単騎逃げ」と呼ぶ。
- 猛烈に速い競争馬が先頭を走り、2番手以下を大きく引き離している状態を「大逃げ」という。
競走馬の性格によっては、先頭に出たがる馬や、周りに他の馬が走っていると集中して力を発揮できない馬がいます。
このような馬に向いている戦法が「逃げ」戦法だと言われています。
序盤から先頭を走り全体のペースをつくったり、スピードをコントロールしやすいので、大番狂わせが起きやすいと言われているんですね。
じゃあ逃げ馬がいるレースって面白そうだね!
ジャックドールが逃げ切りで優勝
じつは、レース前の一番人気はスターズオンアース
ジャックドールは2番人気でした。
ジャックドールは逃げ切りで優勝しましたが、最後はスターズオンアースに迫られギリギリのところでした!
まだ距離があったら順位が変わっていたかもしれない、と思いました!
その様子をこちらでご覧ください↓
何度見ても痺れるレース!
普段あまり競馬を見ない人でも大興奮じゃないですか!(>▽<)!
武豊は逃げで勝つことを宣言していた
先月29日に行われた会見での武豊騎手のコメントです↓
「逃げて何勝もしていますし、逃げなくても勝っていますが、そういうところは頭に入れて乗りたい」
その後、公式サイトの日記にて
「逃げにこだわる馬ではありませんが、、、
メンバーを見渡せばそういう馬になるのかな。」
と、このコメントが「逃げで勝つ」というのを表現した書き方ですよね!
でもこれを、「不安の表れ」ではないのか?と読み解く人もいます。
どっちにしても、実際にその「逃げ切り」で勝ったのは、さすがレジェンド武豊ですよね!
すごい!
ジャックドールとはどんな馬?
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今回、武豊の相棒を務めたジャックドールは、2018年4月8日、クラウン日高牧場で生まれました。
現在5歳の競走馬です。
この大阪杯の優勝で、注目を集めたのは間違いないですね!
しかも武豊騎手で優勝ですからね~
このレースで2番人気だったということから、ジャックドールへの期待の高さがうかがえます。
ジャックドールのプロフィール
~ジャックドールの基本情報です~
・馬名の意味は、人名+フランス語で「黄金」
・品種:サラブレッド
・毛色:栗毛
・性別:牡(おすの馬のこと)
・父:モーリス 母:ラヴァリーノ
・生国:日本(北海道日高町)
・馬主:前原敏行
・調教師:藤岡健一
番外編:ジャックドールは〝イケメン馬”とも言われていますよ~(*^^*)
これまでの戦績
ジャックドールのこれまでの戦績は、14戦8勝(うち海外1戦0勝)です。
では、少しふり返ってみます。
2020年12月、ジャックドール2歳、中山競馬場の2歳新馬にてデビュー戦で2着。
その後のレースでも2着。
2021年4月、三歳美未勝利戦に出走し初勝利を挙げました。
2022年、4歳初戦に白富士ステークスに勝利。その後初の重賞となる金鯱賞に出走。
G1馬相手に逃げ切り、5連勝での重賞初勝利を挙げ、大阪杯の優先出走権を獲得しました。
その後
- 2022年4月、初のG1となる大阪杯:5着
- 8月札幌記念:1着(重賞2勝目)
- 天皇賞:4着
- 香港カップ:武豊を鞍上に迎えたが7着
を経て、2023年、今回の大阪杯で念願のG1初勝利となりました。
武豊さんは、この勝利でJRAにおけるG1勝利数80勝となり、さらに史上最年長となる54歳19日でのG1勝利!
武豊は逃げで勝つのが得意?
【天才の逃げを知る2頭が生まれた日】
インティ
2014年4月8日生まれジャックドール
2018年4月8日生まれ#武豊 #インティ #ジャックドール https://t.co/eJZUQWx9jN pic.twitter.com/VCLf77RSUu— 競馬ラボ (@keibalab) April 7, 2023
今回の勝利で、武豊は逃げのレースが得意なんでしょうか?との声も上がっています。
私も、競馬には詳しくないので、そこ気になりましたね~。
得意な戦法なのかな、と。
まぁ、それでも超一流の武豊騎手ですから何をやっても上手いとは思いますが✨
競馬に詳しい人の意見やファンの声を集めたので、見ていきましょう。
得意なことが逃げに活かされている
武豊ジョッキーの得意なこと!として競馬ファンから挙げられているのが
- 馬の気分に合わせるのが上手い。
- レースの流れを読むことに長けている。
- 体内時計が正確。
このようなことが、「逃げ戦法に合っている」と評価されているようです。
世間の口コミも見てみましょう。
↓↓
あった様な・・・よくそれで馬に
過剰の付加をかけていたイメージがあります。
勝ち鞍もスゴかったのですが・・・。
逃げの成功例は本当に馬が強すぎるか
周りの油断で仕掛け遅れのパタンーンが多いので
これだけ有名になると後ろで追っている馬も
仕掛けが早くなるので単騎逃げも
成功しづらいのでイメージが薄いのも
しょうがないと思います。
腕は抜群に良いが乗っている馬は
もっと良かった。(過去形w)
アンチが多い時点で一流騎手です。
昔はユタカスペシャルとか言われ、計った様に追い込みが決りました。
でも本来 武豊の得意な戦法は先行作なんですよね。
クリークやマックとかのイメージかな。
逃げはまだ健在で、ある調教師はG1で豊が逃げると他の騎手は金縛りにあうってコメント見た事ありますよ。
結果、楽に逃げて勝っちゃうとか。
結局、武豊のレースに魅了されている、そんな口コミが多い印象です(^^♪
優勝後のコメント
見事な逃げ切り勝利でした!
しかも、G1勝利数80勝で最年長記録更新。
本当スゴイですよね。
ジャックドールも人気馬ながら、鞍上の武豊さんのレース展開にも痺れるファンが多かったのではないでしょうか。
優勝後の穏やかな嬉しそうなお顔が印象的でした。
優勝後のインタビューにてコメントをまとめました。
↓↓
「普通ならきつくなるペースで運んでいたし、ラストは向かい風がきつかったけど、よく我慢してくれた」
ー外から2冠牝馬スターズオンアースが追い込んできたことについてー
「足音が聞こえてきたのでヒヤヒヤしたが、ゴールした時はなんとか粘れたかなと」
ーJRA・G1・80勝、G1最年長記録を更新する節目の勝利についてー
「名馬にたくさん乗せてもらった。そのおかげ」とこれまでの相棒たちに感謝を伝える。
ー今年も若手騎手のG1勝利が続くー
「若い子たちみんな頑張っている。でも俺が若い時はもっとすごかった、とハッパをかけているよ(笑)。今のままでいいなんて思ってたらアカン」
最後にお茶目な武さんも見れます(#^^#)
↓↓
まとめ

今回は、『武豊が逃げでジャックドール大阪杯G1優勝?』でした。
じつを言うと私自身、競馬には全然詳しくはありません(>_<)
でも、競馬のレースが話題になるたび、ついつい見てしまいます。
競走馬の走る様子も好きですし、競馬場の雰囲気もすごくて見入ってしまいます。
それにしても、武豊騎手はすごいですよね!
さすが名騎手!天才騎手!
千里眼でも持っているかのようですよね。
逃げの戦術を描きながら、自分を信じて、馬を信じての優勝!
ジャックドールもこれまでいろいろあったけど、大阪杯G1初制覇、本当におめでとう!
イケメン馬ジャックドール、これからますます人気が出そうな予感…。
好きな競争馬を見つけて競馬を楽しむのもいいですね♪
『武豊が逃げでジャックドール大阪杯G1優勝?』を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。